
9月19日(木)
本校では、地元の自然を教材に新庄自然科学プログラムを学校全体で実施しています。
中学2年生では、全員オオサンショウウオについて学びます。
この日は、豊平地区の「三ちゃんホール」で、オオサンショウウオについての特別講義と、世界初の人工巣穴の見学をしました。講師は三ちゃんS村の榎木福一村長、安佐動物園の阿部勝彦園長先生をお迎えしました。講義では、わかりやすくオオサンショウウオの生態や自然の仕組みをレクチャーしていただきました。
講義後、世界初のオオサンショウウオ人工巣穴の見学をしました。今年は昨年に続いてヌシ(オオサンショウウオのボス)とヌシが守っている卵の様子を生徒達は観察することができました。この日は、偶然巣穴から川に出たヌシを見ることができるなど、生徒たちは大変貴重な学びをすることができました。
参加生徒から次のような感想が聞かれました。
「オオサンショウウオは温厚で戦いを好まないと思っていたけど、繁殖のときは命がけの戦いをすると聞いて驚きました。」
「魚や小さな虫、そして植物のすべてがないとオオサンショウウオはいないと知り驚きました。」
「今日の授業で疑問に思ったことは、『生きた化石』でもあるGS(オオサンショウウオ)だけど、なぜ大昔から現在まで形を変えることなく、命をつないできたかということです。」
「オオサンショウウオを守るために、川のごみをなくす、環境を傷つけない行動をするなどをしていきたいと思いました。」
これから希望者により中2課題研究チームがスタートする予定です。





